里山の四季だより
【リブランディングプロジェクト①】里山のおもてなし裏話/背景

4月1日から、当館はゆーとりあ越中から、“富の環(とみのわ)”へと名称変更致しました。
経営者が変わったの?どこかに買われたの?という遠慮がちな質問もありました。
経営も人も以前とは何ら変わりません。
お客様に向き合う姿勢や地域・富山とのかかわりをもう一度見直し、目指す夢を定義しなおした結果、今回の名称変変更、いわゆるリブランドに至りました。
今回は、ここに至る経緯などをお示します。
この名称変更は3年度ほど前から構想がありました。
ご宿泊いただいた方からは、「料理が富山の幸を使って独自色があって美味しい。」、「周りが自然でストレスオフできる」、「風呂が広くてリラックスできる」など高い評価もいただきましたが、
一方ご来場経験がない方からの印象は「安い温浴施設で宿泊に期待しない」、「サービスの悪い第三セクターのような施設」、「コンセプトやサービス内容がわからない」というご意見も多数いただいていました。
そこで、リブランドの狙いは今のご評価いただいている強みや将来の富山への貢献も視野に入れ、
「富山で最も一番富山の良さを出せる庶民的な宿に」なるポジションに移行することでした。
「富山の良さを多くの方に知っていただきたい」、
「こんなに美しい自然は他にないのではないか?」、
「カッコよくなくても、素朴な落ち着ける宿に」、
「大量生産よりも手作りの価値重視」、
「地域の成長あってこそ自分たちの成長がある」、
「自然の力で本来の素の人の力を引き出せるような環境を活かす」
などを踏まえて名称変更に取り組みました。
昨年10月から、従業員から公募し、70ほど候補があがり皆で投票して一次候補を決めましたが、
改めてよく見てみるとどうも個性的でなくしっくりこない、他館様と類似性があるなどの問題も出て一旦白紙に戻しました。
それから何回もやり直しても納得できるアイデアがでず、一時は妥協しかけましたが、
そんな窮地でも、何度も脳みそに汗をかくと意外にも突然光明が射すものです。
慌ただしい年末ぎりぎりの時期でした。
最後にふっと、「富の環」という言葉が浮かび、
最終5候補の中から「これしかない!」とほぼ全員一致に近い状態で決まりました。
今から思えば、まさに我々が目指すことが凝縮された名称だと自負できるほどです。
正式な決定は、1月末の取締役会でしたが、
それ以降従業員の新たな“里山ホスピタリティ”習得に向けた勉強会や、
アメニティ・看板などの様々な変更・製作など、課題は山積でした。
“火事場の馬鹿力”的な、一致団結する行動とスケジュール管理で
何とか期日に間に合うリニューアルが行えました。
よくこんな短期間で準備が済んだと感動すら覚えます。
お取引いただいている方々のご協力なくして達成できませんでした。
やはり何事もゴールが明確になっていることが、爆発力を出すのだと痛感しました。
今でもお得意様や仲間全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
4月も中盤となり、ようやく我々自身にも名前がなじんできましたが、
リブランディングの結果は通常すぐに出るものではありません。
ブランド力は、お客様への浸透とお客様の選好の積と言われています。
富山の皆さま、県外の皆様に、少しでも早く新名称を思えていただき、
お一人でも多く良い宿だなとご評価いただけるよう、社員全員未来を見つめ一歩づつ努力して参ります。
<旅>
ご宿泊・日帰り宴会・ご法要の後の会食など、ご予約お待ちしております
|富山の自然(いのち)と生きる宿|
|神通峡春日温泉 富の環|
富山駅前より富山地方鉄道路線バス(5番のりば)で約50分!終点が当館正面です